一生、他人のめし

話し合いも平行線をたどっている時
彼に言われた最大の言葉は
「子供達に一生、他人の飯を食わす気か!」
「お前はおもちゃが壊れても直せないじゃないか!」
・・・・・・・・
色々なことを飲み込んできたけれど
この言葉にはさすがに「怒り=憤り」がこみ上げてきました
「だったら私を元の身体に戻してよ!」
思わず叫びました
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
料理が大好きだった
歩けないことより
手が使えないことの方が辛かった
車椅子でも、手が自由なら、料理や洗濯、裁縫に子供達との工作・・・
出来ることが多かっただろうに・・・
・・・・・
一番辛いところをえぐられた
泣いても元には戻らない
だったら自分に出来ることを
精一杯しよう
・・・・・
悔しさは、きっと明日のバネになるはずだもの。
子供達の好きな料理の味付けを口でいい
休みの日は子供と一緒にケーキを焼く
料理のコツはしっかりと頭に入っているのだから
それを使わない手はない
・・・・・
泣いていたってご飯は出来ません
「今」の私に出来ること
それを守ろうと思いました

追伸:一緒にケーキ作りや工作をした長男
    「おいしい」、「たのしい」と喜んでくれた笑顔は
    いつまでも私の宝物です
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by jibundenaiwatasi | 2006-07-25 09:01 | 料理 | Comments(2)
Commented by racdasan at 2006-07-25 21:56
言葉の暴力ほどこたえるものはありませんね。
刃物にも愛情にもなりえる言葉の重さを今感じています。
私は言葉の表現をブログの場としているだけに、
あらためて言葉を大事に扱おうと思いました。
Commented by jibun at 2006-07-26 09:01 x
>racdasanへ
この頃、Y氏の心もギリギリだったのでしょうね
長年鬱に苦しみ、ようやく見つけた癒しの光を求めると
私の存在が疎ましくて仕方がなかったのでしょう
事故以前は、その疎ましさが子供達にまで向いていたので
それが私だけになっただけでも、良かったと思いました
7年前、自暴自棄になっていた私を救ってくれたのは
他でもないY氏のメールでした
日に20通を超えるメールのやり取りをして
お互いかけがえのない人だと思って結婚しました
ただ、その相手が変わっただけで、
「夢中」になると回りは目に入りませんしね^^;
時間とともに、冷静に受け止められるようになりました
人の心はいつでも「自由」ですものね
そう思えば、私も私の残りの人生を前を向いて歩いていけそうです

racdasan,貴女の詩は、とてもやさしく、温かく
包み込んでくれそうな気がします
「言葉」にはものすごいパワーが秘められています
その「言葉達」が今の私を支えてくれています^^
ありがとう。。
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「全身麻痺のシングルマザー」 人生奮闘記。かな?


by jibundenaiwatasi
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